こんにちは、まあこです!
この記事に辿りついたということは、あなたは今国際線のチケットの名前がテレコになっていて搭乗できるか不安でガクブルしている、ということですね。
わかります。
私も2018年の2月に全く同じ体験をしました。搭乗日の朝、フランス行きの国際線航空券の苗字と名前が入れ替わっていることに気がついたのです。
結論から言うと、国際線の航空券の名前が入れ替わっていましたが、無事にフランスに入国できました(私の場合)
ただ、私はラッキーだったと思っています。国際情勢や入国予定の地域によっては入国できないこともあるので、あくまで体験談として参考にしてくださいね。
国際線の航空券の苗字と名前が入れ替わった経緯
まず、こちらが当時の状況。
日本出発日時 2018年2月10日(土) 16:55
フランス到着日時 2018年2月11日(日) 6:40
出発地 関西国際空港(日本/大阪)
乗り換え 台北
目的地 シャルルドゴール空港(フランス/パリ)
航空会社 EVA AIR(エバー航空・台湾系)
航空券予約サイト Skyticket
当時、私は1ヶ月ほどフランスを起点にヨーロッパを巡る旅をしようと思っていました。2月10日は待ちに待った旅の始まりの日です。
ですが出発当日の朝、まあこはとんでもない間違いに気がつきます。
航空券を予約したSkyticketから送られてきた最終確認メール。このメールに記載されている自分の苗字と名前が入れ替わっていたのです。
Sur Name[姓]/Given Name[名](Middle Name)と書かれた下の灰色の部分に、私の本名が記載されているのですが、
完全に姓と名が逆。
つまり、田中まあこという名前だった場合、
MAAKO/TANAKA
と記載されていたのです。さらにはこんなことまで書いてあります(赤枠内)
※お名前・年齢・性別の変更は一切できません
<重要>
パスポートに記載の性別やお名前が1文字でも異なる場合はご搭乗いただけませんのでご注意ください。
え、、、、え???
\(^o^)/
この時点でご搭乗いただけないことが確定してしまいました。
すでに時刻は朝10時。空港に向かうまで約3時間ほどしかありません。とりあえずできることは全てやりました。
名前が入れ替わっていることに気付いてからやったこと
1. 予約サイトに電話
まず、予約したサイト、Skyticketの窓口に電話しました。
が、土曜日のため業務時間外…。月曜日におかけ直しください。とのこと。
そんなことって、そんなことって…。(絶望)
2. 航空会社に電話
次は搭乗予定の航空会社EVA Airの日本語カウンターに電話しました。
こちらはすんなり出てもらえたのですが、事情を説明すると
「もうすでにSkyticketさんが買い上げたチケットなので、こちらで変更はできません。申し訳ございませんが、予約サイトに連絡してください。」
もうしたっちゅーの!!!ほんで休みやったちゅーの!!!
自分の不幸、というか不注意をこれほど呪ったことはありません。
3. 航空会社に勤めていた友人に電話して解決策を聞く
藁にもすがる思いで、当時日本の大手航空会社にグランドスタッフとして勤務していた友人に鬼電しました。
すると運良く電話にでてくれました!事情を話すと、
「たまにそういうお客様が空港に(航空券情報の変更を)交渉しに来るけど、基本的には自己責任で搭乗してもらうようにしてるよ。ただ、現地の空港で入国拒否になる可能性もあるから、それは覚悟した方が良いね。」
との有力情報を手に入れました!
とりあえず、空港にすべてを賭けて早めに空港に向かいます。
4. 関空へ突撃!→あっさり名前変更後の航空券ゲット
友人の言葉を胸に関空へ走ります。関空快速で嫌な汗をかきまくりながら、EVA Airのカウンターへ向かいます。
「あの、Eチケットの名前が苗字と名前入れ替わってて…。予約サイトにも電話したんですが土曜日で休みでどうしようもなくて、どうにかならないですかね?」
「少々お待ちくださいね。係の者と相談してきます。」
意外とカウンターのお姉さんが優しくてちょっとだけ安心します。自分が悪いのだからもっと怒られると思ってました。
数分後、別のスタッフさんが登場。
「今回は航空券の名前を特別に変更させていただきます。ただEチケットは変更できないので、ここをつっこまれたらフランスに入国できない可能性もあるのでご承知おきください。」
ああっ!女神様!
Eチケットの名前が入れ替わったままなので依然油断なりませんが、ここでとりあえず搭乗できることは確定しました。
こちらが受け取った航空券。
今まで手に汗握りっぱなしだったので、サンリオキャラクターが七福神に見えます。
後日談と注意点
この後、無事に、というか何も突っ込まれもせずフランスに入国できました!
そして帰国も何事もなく通過!
推測するに、外国の入国審査官には日本の名前の仕組みがわからないため、苗字と名前が入れ替わっているくらいでは気づかれなかったのではないでしょうか。
でも細かく確認されていたら確実にアウト。最悪の場合、強制送還にもなりかねないので、とにかく私はラッキーでした。
くれぐれも空港に突撃して航空会社のカウンターで交渉するのは最終手段にしましょう。
おわりに
いかがでしたでしょうか。
私の苦い体験が少しでもお役に立てば幸いです。
それではみなさま、ボン・ボヤージュ!
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