【購入品レビュー】Los Angeles ApparelのTシャツのサイズ感、着用感は?

ファッション

大学時代、本当にお世話になったAmerican Apparel(アメリカン・アパレル)。私はあのカラバリ豊富なマニキュアと攻めた日に着れるタンクトップの大ファンでした!

シンプルなデザインなのに、サラッと着ておしゃれになるタンクトップってなかなかなくて重宝していたんですよね。東京や大阪などの大都会に遊びに行くたびにアメアパの店舗を覗くのを楽しみにしていました。

でも2016年に米国で破産申請してからは日本からも続々とアメアパ店舗が撤退。ロサンゼルスに来てもアメアパの店舗を見かけることはなく、重厚な廃工場が残っているのみ…。本当に廃業してしまったんだな…。

ところが!私は超有力情報を手に入れてしまったのです!アメアパが「Los Angeles Apparel(ロサンゼルス・アパレル)」と名前を変えて蘇っているよ、と!そしてユニセックスTシャツがイケてる、というではありませんか!

かねてよりアメアパのファンだったまあこ、もちろん噂のユニセックスTシャツと大好きなタンクトップを購入しました。ロサンゼルスに住んでおきながら、ロサンゼルス・アパレルと名のついたブランドのものを購入しないわけがありません。

実際ロサンゼルス・アパレルのTシャツを着用しても「アメアパ、ここに蘇り」ってな感じでリピ確定のクオリティでした!今回は18 singles 6.5ozのユニセックスTシャツのレビューをします。サイズ感、乾燥機で縮むかどうかなど詳細をまとめました。

Los Angeles Apparel 18 Singles 6.5oz Tシャツ 商品情報

商品情報

商品画像(White / XS)

White / XS

商品画像(Pool / S)

Pool / S

商品画像(Gold / S)

Gold / S














Los Angeles Apparel US公式サイトより引用

   正式名称   1801GD Unisex – 6.5oz Garment Dye Crew Neck T-Shirt
定価$24
サイズ展開XS, S, M, L, XL, 2XL(計6種)
カラー展開White, Black, Off White, Cement, Dark Red, Spectra Yellow…(計17種)

今回私が購入したのはロサンゼルス・アパレルのいちばん人気商品「6.5oz Garment Dye Crew Neck T-Shirt」。カラーはWhite、サイズはXSを購入しました。いちばん左端の女性が着ている白いTシャツと同じ色、同じサイズです。

※参考までに私は164cm 50kgの女性で、痩せ体型です(そうだと信じたい)。日本のUNIQLOのTシャツはSサイズがぴったり着れるくらいです。

1801GD UnisexのクルーネックTシャツは3シリーズ31色展開!

アメアパのDNAをしっかり受け継いでいるなと思ったのがカラバリの豊富さ。ロサンゼルス・アパレルの1801GD UnisexのクルーネックTシャツシリーズは

  1. 1801GD Unisex – 6.5oz Garment Dye Crew Neck T-Shirt
  2. 1801GD Unisex – 6.5oz Garment Dye Pastel Crew Neck T-Shirt
  3. 1801GD Unisex – 6.5oz Pigment Dye Crew Neck T-Shirt

と3シリーズ出ているのですが、シリーズごとに染め方や色合いが違います。3シリーズで展開しているカラーバリエーションの合計はなんと31種類!

ここでそれぞれのシリーズの特徴をお伝えします。

1. 1801GD Unisex – 6.5oz Garment Dye Crew Neck T-Shirt

商品画像(Fuchsia)

Fuchsia / S

商品画像(Gold)

Gold / S

商品画像(Blue Moon)

Blue Moon / S












 

Los Angeles Apparel US公式サイトより引用

今回私が購入したシリーズ。ロサンゼルス・アパレルのUS公式商品ページはこちら

Garment Dyeシリーズは白や黒、黄色やピンクといった彩度の高い色合いが特徴的。ロサンゼルス・アパレルのTシャツの中でも特に人気のシリーズです。

Garment Dyeとは?

Garment Dyeってなんじゃ?って思いますよね。

Garmentの直訳は「衣服」。同じ意味のClothesが日常使いで服全般を表すのに対し、Garmentはビジネスや服飾産業を言い表す時に使います。

Garment Dyeは製品の染め方のこと。「後染め」「製品染め」とも呼ばれます。裁断と縫製が全て終わり製品の形ができた後、染料で色付けをします。このため少しだけ色ムラができたり、同じ製品でも表情が変わって見えたりするのが特徴です。

2. 1801GD Unisex – 6.5oz Garment Dye Pastel Crew Neck T-Shirt

商品画像(Seafoam)

Seafoam / S

商品画像(Pink)

Pink / S

商品画像(Clear Blue)

Clear Blue / S













Los Angeles Apparel US公式サイトより引用

ロサンゼルス・アパレルのUS公式商品ページはこちら

Garment Dye Pastelはその名の通り、パステルカラーをメインに取り揃えたシリーズ。カラー展開は全10色。染めの特徴は前述のGarment Dyeシリーズと同じです。

3. 1801GD Unisex – 6.5oz Pigment Dye Crew Neck T-Shirt

商品画像(Clove)

Clove / M

商品画像(Mushroom)

Mushroom / S

商品画像(Rose Quartz)

Rose Quartz / M














Los Angeles Apparel US公式サイトより引用

ロサンゼルス・アパレルのUS公式商品ページはこちら

Pigment Dyeシリーズはヴィンテージ風の深い色合いが魅力のシリーズ。このシリーズのTシャツだけ他より$2高い$26。手間がかかっているからでしょうか。

私は次回買うならこのシリーズのMushroomと固く誓っています。狙いすぎていない抜け感がたまりませんね。多少高くても気にしねえ!

Pigment Dyeとは?

Pigmentは直訳すると「顔料、色素」。

そして特殊加工を施した繊維にプリント用の顔料で染色することをPigment Dye(顔料染め)と呼びます。Pigment Dyeを施した衣服は独特のガサつき感、ヴィンテージ感が特徴です。

オススメポイント1:洗濯・乾燥しても縮まず、元のデザインを保つ

前述したGarment dye、Pigment Dyeの手法のおかげで、ロサンゼルス・アパレルのTシャツは洗濯・乾燥にとても強いです。

日本にいたら「何言うてんねん、当たり前やろがい」と思ってしまうところですが、アメリカに住んでいたらこれがめちゃくちゃありがたいのです。

というのも、アメリカは洗濯物を外に干さず乾燥機にかける文化。この乾燥機のせいで綿製品、特にTシャツがガンガン縮んでいくのです。(私のパジャマの半分は縮んでしまった夫のTシャツのお下がりです)

ですが、ロサンゼルス・アパレルのユニセックスTシャツシリーズは、染めの後に天然酵素で洗浄を施しています。そのため肌馴染みが良く、質感もかなりしっかりしています。この天然酵素の後洗い効果で乾燥しても縮まないんですって!ありがたし!

オススメポイント2:従業員に低賃金労働をさせていない

ベトナムや中国の縫製工場の低賃金労働問題。一時期ファスト・ファッション界隈を筆頭とするアパレル業界で大きな問題になりましたよね。UNI○LOやZ○RAといった国際企業の名前もあがり、ファスト・ファッションに対する信用がガタ落ちした事件として記憶に残っています。

最近もファスト・ファッションの大手ブランドH&Mが、中国の製糸業者との取引を停止したとニュースになっていました。新疆ウイグル自治区の強制労働者が関わっている疑惑のためです。

ロサンゼルス・アパレルがすごいのは、ファスト・ファッションに分類されるブランドでありながら、きちんとこうした問題に向き合い、改善する姿勢を見せているところです。

ロサンゼルス・アパレルのそれぞれの商品の説明文には、縫製労働者は全員ロサンゼルスの工場で働いており、賃金が「$20/時間」かそれ以上、残業やその他の保証もされていると明記してあります。下手な日本の企業より良い待遇な気がする。

問題になったことをうやむやにして利益ばかりを追求するのではなく、問題を改善して購入者にしっかり伝えていくスタンスをとっていることにとても好感が持てました。

そして自分のお金がどんな企業に流れているか、労働者に労働に見合った対価が支払われているか。これからの時代に生きる私たちも、知る努力をしなければいけないなと改めて強く感じたポイントでもありました。

ますますロサンゼルス・アパレルのファンになっちゃったな〜。

6.5oz Garment Dye Crew Neck T-Shirt 着用レビュー(画像あり)

着心地:首元のフィット感がGood!

▲アメアパのDNAを継ぐクルーネックTシャツだけあって、首元の詰まり感が絶妙です。

私はタートルネックや首の詰まったシャツを着るとすぐに肩が凝ってしまう厄介な体質なのですが、そんな私でも何の着心地の悪さも感じず着れました。

▲裾は結構長いので、持て余してしまいます。私はいつもズボンに全力でインしてます。

▲着るときはいつも袖を何度か折り返しています。バランスがよくなる気がする。自己満です。

注意点:首周りはすぐに汚れる(私だけ…?)

▲こちらは着用2回、洗濯乾燥2回したあとの首元の画像です(やや閲覧注意)。

2回目にこのTシャツを着た時に砂漠にキャンプに行ったのですが、そのせいかもう早速首元に汚れが付着していました。毎日鎖骨のあたりまで日焼け止めを塗っているので、日焼け止めの成分が付着してしまったのかもしれません。

白いクルーネックTシャツで、しかも良い感じに首元が詰まっているので、この首元が汚れるのが早いのは宿命かもしれませんね…。

日焼け止めの成分がついた白いTシャツをブリーチしたら真っピンクになったことがあるので、ウタマロ石鹸等でゴシゴシ磨くしかなさそうですね。トホホ。

洗濯&乾燥:アメリカの乾燥機でも縮まなかった

ロサンゼルス・アパレルのTシャツは、とにかく頑丈!今までに2回、乾燥機にかけましたがまったくサイズが変わっていません。これは感動でした。

縮むかもしれないから、一つ大きいサイズを買っておこうという心配は無用です!

ロサンゼルス・アパレルの買い方

肝心のロサンゼルス・アパレルのTシャツ、どこで買えるのでしょうか?日本とアメリカに分けて紹介します。

アメリカ国内の場合:ロサンゼルス・アパレル公式サイトから買う

▲ロサンゼルス・アパレルのアメリカ公式サイト。(クリックするとサイトに飛びます)

ちなみにロサンゼルス・アパレルの店舗はロサンゼルスにもありません。今はオンラインショップのみの販売のようで、Google Mapで「Los Angeles Apparel」と検索しても工場の住所しかヒットしませんでした。

注文してから届くまでは5日ほど、驚きの超簡易包装

私はロサンゼルス在住なので、公式サイトから注文しました。注文してから5日ほどで到着。無地の中身が見えないビニール袋にそのまま商品が入っていてちょっと面食らいました。タグを見るまでロサンゼルス・アパレルのものなのか分からなかった(笑)

過剰包装の削減に努めているのか、アメリカらしい適当さなのか分かりませんが、とにかく無事に届いて良かったです。

送料は州によって異なる

ロサンゼルス・アパレルの工場があるロサンゼルス内の発送だったため、私の注文の送料は$5でした。これは発送先の州や距離によって異なるので、会計時に確認してみてください。

日本の場合:日本公式サイトがオープン!

ロサンゼルス・アパレルの日本公式サイトがローンチしていました!こちらから日本公式サイトに飛べます。

Amazonプライムで買う

検索してみると、日本のAmazonにも取り扱いがありました。ロサンゼルス・アパレル公式サイトほどの品揃えではないですが、Amazonプライムに対応していたので送料を考えるとAmazonが安くなる可能性があります

ロサンゼルス・アパレルをお得に買いたい方はぜひチェックしてみてください。

セレクトショップで買う

その他日本の店頭での取り扱いがあるセレクトショップは以下の通りです。

ロサンゼルス・アパレル取り扱い店
  • ジャーナル・スタンダード
  • ジャーナル・スタンダード・レリューム
  • ビームス
  • フリークス・ストア
  • ユナイテッド・アローズ

おしゃれどころが並びましたね。購入前に一度見ておきたい方は店頭に見にいかれることをおすすめします。

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