【アメリカ肉事情】ヴィーガンパティ「Beyond Burger」と普通のパティを食べ比べ!

ロサンゼルスの日常

こんにちはまあこです。

みなさん、「Beyond Burger」なる肉をご存知ですか?
直訳すると超バーガー。超肉。

分かるような、分からないようなですが、要するに100%植物性由来の肉です。
ヴィーガンやベジタリアンでも食べられる動物性添加物一切不使用の肉です。

まあこはNetflixの人気番組『世界の今をダイジェスト』で知りました。
今アメリカではヴィーガンやベジタリアンの増加を受けて、この植物性由来の肉の需要が急上昇。

番組の中では「Beyond Burger」とともに、同じく100%植物性由来の「Impossible Burger」も紹介されていました。

この肉すごいのが、どちらも見た目も味も値段も普通の肉とほとんど同じらしいのです。

番組内では本物の肉と「Beyond Burger」と「Impossible Burger」を子どもたちに食べ比べてもらうブラインドテストも行われていましたが、なんと植物性肉の方が本物の肉を抑えてキッズたちの絶大な支持を集めていました。

お肉大好きそうな少年は「これが偽物の肉のはずがないね。これなら毎日食べてるし、これからも毎日食べたいもん」と豪語しながら美味しそうに植物性由来の肉を頬張っていました。

というわけで、もはや好奇心を抑えられなくなったまあことてかし。
お肉大好きキッズをも虜にするヴィーガンパティがどんな味なのか食べ比べてみることにしました!

100%植物性由来の肉「Beyond Burger」検証!

「Beyond Burger」の購入場所と値段

下が我が家で購入した超肉。上は普通の牛肉のパティです。

今回「Impossible Burger」も食べたかったのですが、最寄りのスーパーになかったので断念。その代わりにどこのスーパーでも見かける「Beyond Burger」と普通の牛肉パティを買ってきました。

購入場所はカリフォルニアに住む人が必ず一度はお世話になっているであろう大手スーパー「Ralphs」。

値段は$4.99でした。
ちなみに普通の牛肉パティも$4.99なので今のところ両者互角です。

気になる点といえば、「Beyond Burger」の方が色が悪いことくらいですかね。
でも肉は肉で着色されていたり、糊を使っていたりするのでなんとも言えません。

「Beyond Burger」調理開始。

早速焼いていきます。

上の赤い方が本物の肉、下が「Beyond Burger」です。
我が家自慢のスキレットで美味しく調理します。

一応下味で塩胡椒を軽く振りました。

良い感じに油が出てきました。
ん?油?

と、ここで重要なことに気がついたまあこたち。

どこからともなく湧き出てきたこの美味しそうな油、牛肉の油なのか 「Beyond Burger」の油なのか分からん…。というか半分は間違いなく牛肉の油…。

もし牛肉の油だった場合、油が肉にも回ってしまう…。そうなると食べ比べても本当の「Beyond Burger」の味が分からないのでは…?

…ま、いっか。

きちんとした食べ比べはまた後日レポートするとして、今回はこのまま強行突破します。お腹が空いて死にそうだったのです。

善は急げ。ひっくり返しました。
もうどっちがどっちか傍目には分かりませんが、横二つに広がっている少し黄味がかった方が「Beyond Burger」、縦二つに広がっている茶色味が強い方が普通の牛肉です。

そしてついに良い感じに焼きあがりました!
ここまで約10分かそれより短いくらい。
なんとなくの感覚ですが、「Beyond Burger」の方が焼き時間が短かった気がします。

左が牛肉、右が「Beyond Burger」です。
ここからてかしがデミグラスソースを作ります。

完成!

完全に牛肉の肉汁が流れ出ていっていますがもう気にしません。

「Beyond Burger」実食!

早速「Beyond Burger」にナイフを入れていきます。

デミグラスソースのおかげでますますどちらがどちらか分からなくなりましたが、上の写真が「Beyond Burger」の切断面。

やはり少し黄味がかっています。

そしてお味の方は…

おいしい!!!
これは黙って出されたら普通の肉と思う!

食感もこれはもう肉です。
もうあっぱれ。サイエンスまじすごい。

興奮して本来の目的を忘れる前に、お次は普通の肉を実食。

こちらは普通の牛肉パティ。
やはり断面は本物の肉の色をしていますね。

お味は…

あれ?インパクトに欠けるかも?

「Beyond Burger」の後に食べると肉の風味がなんだか薄く感じるのです。
そんなに肉が香らないというか。

おかしいと思って、もう一度「Beyond Burger」をぱくり。
やはり口に入れた瞬間から香りが押し寄せます。

でも今度は本物の牛肉を食べた後なのでわかってしまいました。
この香り、大豆ととうもろこしの香り

どうりで普通の肉の方が味が薄く感じるわけです。
この事実に一度気がついたら、見た目でどっちがどっちか分からなくても味でどちらが「Beyond Burger」かすぐに分かるようになるくらい香りが違います。

ここまで独特な香りがすると、最初の何口かまでは「Beyond Burger」の方を美味しく感じてしまうのも無理はありません。キッズたちが魅了されるのも納得です。

ただ、「Beyond Burger」を半分も食べ終わる頃になると香りが強すぎて飽きてきます。
その時に普通のバーガーを食べると、うまい。。。

香りに惑わされて今まで感じられなかった旨味をきちんとキャッチできるようになっています。

あーだこーだ言いながら実食終了。

結論。「Beyond Burger」すごい。香りがすごい。

結論としては、はー、どちらも甲乙つけがたい。。。。
というか単純に「Beyond Burger」すごい。

食感もほぼ同じ、味も、香りをのぞいてはほぼ同じ、値段も同じ。

香りも独特とは言え良い影響を及ぼす香りです。
これは本当に肉と同等か、その他のヴィーガン的なメリットを考えると肉を超えています。

これはまあこ、いつヴィーガンになってもやっていける。
変な自信がつくほど美味しいです。

また、ヴィーガンパティと普通の肉を一緒のスキレットで焼いてしまうミスをやらかしましたが、そこまで影響は感じられませんでした。ほっ。

今回は普通の肉との食べ比べでしたが、今度は「Impossible Burger」も見つけて食べてみたいですね。

話題のヴィーガンパティ、みなさんも見つけたらぜひ試してみてください。

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