【アメリカ旅行事情】憧れのセドナへ年越しロードトリップ!(後編)

LAグルメ

こんにちはまあこです!

今回もセドナ旅行記が続きます。
セドナに着いて、2020年を無事に迎えたまあこたち。

新年初、人生初ボルテックスを廻ります。
それでは早速どうぞ!

前編がまだの方はこちらから↓↓↓

3日目:セドナ観光 人生初のボルテックスへ!

無事にセドナで年越しできたまあこたち。
ホテルでセドナの美しい山を見ながら贅沢な朝食をいただいたあと、

セドナの醍醐味である「ボルテックス」とやらを堪能するためハマーツアーに参加することにしました。

セドナ観光:Colorado Plateau Tour オススメ度★★★☆☆

参加したのは「Sedona OffRoad Adventures」という団体が提供する「Colorado Plateau Tour」。
1.5時間で大人1人$65でした。

ホテルのマスターがおすすめしてくれたツアーです。

15人くらい乗れるハマーは2人で貸し切り状態でした。

セドナの街中でよく見かける宣伝はピンクジープツアーが多かったのですが、ハマーツアーはその馬力を生かした圧巻の迫力。

レッド・ロック州立公園の中のオフロードをぐんぐん進んでいきます。

ツアーガイドのお兄ちゃんも「俺は車の中ではハマーが一番好きだ。どんな道でもよく走るし、うん十馬力もあるんだぜ」とハマーを誇らしげに語っていました。

というかこのハマー兄ちゃんまじでよく喋る。
貸し切り状態で、色々情報を教えてくれるのはありがたいのですが、ハマー兄ちゃんに失礼にならないように愛想よく相槌をうったり、質問したりしていたら景色を見る暇が全くありませんでした。

そしてハマー兄ちゃんのおしゃべりに付き合うこと20分ほどで、ボルテックスが感じられるという場所に到着。
お分かりの通りほぼ景色は見れていません。もうちょっと英語が上達したら、景色も見つつ、会話も楽しみつつができるようになるのかしらん…。

さて、日本語では「渦」と訳されるボルテックスはその名の通り、地球の磁力が渦を巻いて顕現するパワースポット。男性的なパワーと女性的なパワーを感じられるボルテックスがあるそうで、古くからネイティブアメリカンの信仰の対象となってきました。

あまりにもそのパワーが強いために、ボルテックスに生えている植物は方向感覚を失い、いびつな生え方をすることもあるそうです。

ボルテックスが強い場所に生えていた植物
渦巻いているような気もするし、元からそういう生え方のような気もする

まあこはスピリチュアル受信能力ゼロの女なので、全くそういったパワーを感じられませんでした。
でも空気がとても澄んでいて息がしやすかったです。

遠くに臨むグランドキャニオンっぽい山。

ハマー兄ちゃんは州立公園を抜けて、今度は写真映えスポットにも連れていってくれました。
セドナの景勝地の一つ「Cathedral Rock」です。

Cathedral Rockの眺め。
真ん中の小さな岩が大聖堂のように見えるのでその名がついたそう。

そんなこんなであっという間に1.5時間が経過。
気温約5℃くらいの中でしたが、ユニクロで揃えた重装備で臨んだ上に、ブランケットも貸してくれたので快適にアドベンチャーを楽しめました。

Sedona OffRoad Adventuresのハマーツアーに参加される際の持ち物は以下。

・写真付き身分証(パスポートなら間違いなしです)
・先の閉じた靴
・日焼け止め

受付の際にパスポートの提示を求められましたが、靴や日焼け止めは夏限定のもののようで、私たちは特に何も言われませんでした。

冬場はとにかく暖かい格好がおすすめです。
ハマーの中にブランケットが常備してあり、それも貸してくれますが、膝から下がとにかく冷えるので、自前のマフラーやブランケットを持っていくのもいいかもしれません。

ハマーツアーも無事終わり、小腹が空いたまあこたちは車でセドナの絶景を眺めながら昨日のパスタの残りとセドナの観光地でゲットしたホットドッグを平らげました。

どこに行っても絶景にありつけるセドナ。
右奥に見えるのが先ほどのCathedral Rock。

腹を満たしたまあこたちの次なる目的地は巨大隕石が地球に墜落した跡を見学できる「Meteor Crater Observatory(ミティア・クレーター天文台)」へ。

セドナ観光:ミティア・クレーター天文台 オススメ度★★★☆☆

セドナからどこまでも広がる荒野を約2時間ほどドライブすると、ミティア・クレーター天文台が見えてきます。といっても見えるのは建物だけで、隕石の跡は天文台の中からしか見えないようになっています。

天文台から見たまあこたちの通って来た道。
途中で牛が放牧されていたり、遠くにグランドキャニオンが見えたり、
のどかな風景が広がっていました。

天文台への入場料は大人$22。隕石の跡を見せるだけなのに強気です。
建物の中にはミティア・クレーターを作った隕石についての解説や、巨大隕石が地球に落ちてきたときの被害シミュレーターを展示しています。

ウィキペディアさんの力も借りながらざっくり説明すると、この隕石は直径30〜50mの鉄の塊で、マンモスがまだ闊歩していた約5万年前に落ちてきたのだとか。そして衝突と同時に半径3〜4kmにいた動植物を死滅させるほどの威力を発揮。

でも恐竜を絶滅させたとされる隕石ほどの威力はなく、100年ほどで周辺環境は元どおりになったそうです。

まあこたちは隕石の跡が見たい一心だったので、面白そうな展示もそこそこに隕石跡に突進。

まあこの背後に広がる隕石の圧巻の迫力のクレーター。

隕石の墜落地点にはNASAの研究施設跡も残っており、歴史を感じられる光景でした。
寒かったので写真を撮って退散。お土産屋さんに立ち寄って帰りました。

今は我が家の冷蔵庫に鎮座するポストカード。
隕石の衝突の瞬間からクレーターができるまでをレトロタッチで描いています。

その後、セドナの中心地に戻り適当にごはんを済ませて、モーテルのようなホテルに泊ました。

あまりにも適当な選択だったのでどちらも省略。
年越しにお金を使いすぎて元日以降のことを何も考えていなかったのです…。

4日目:ボルテックスを十分に浴びてサンディエゴへGO!

金の切れ目は縁の切れ目。
お金がなくなってきたまあこたちはそろそろ帰路につくことにしました。
前から行ってみたかったサンディエゴに一泊してロサンゼルスに戻ります。

でもその前に、せっかくのセドナなのでボルテックスを存分に楽しもうと、トレッキングに出ることにしました。

セドナ観光:Fay Canyon Trail オススメ度★★★★★

Fay Canyon Trail(フェイ・キャニオン・トレイル)は、エアポート・メサのあるセドナの中心地から車で約15分ほどのところにあるトレッキングスポット。

近くまで行くと、観光客で賑わう駐車場がいくつもあるのですぐに分かります。
トレッキングに行こう!と言いながらトレッキング初体験のまあことテカシ。駐車場にいる観光客たちがガチのトレッキング服を着ているのを見て戦々恐々しながら、私服とサイドゴアブーツでトレッキングに挑みました。

このFay Canyon Trail、最初は散歩道のような比較的平坦な道がずっと続きます。
観光客も多めで、すれ違う人と挨拶を交わしあう気持ちの良いコース。がちがちの登山の格好している人もいるのが不思議なくらい穏やかです。

Fay Canyon Trailからの眺め。セドナの赤い崖の間の森を進んでいきます。
平坦なトレッキングコース。

どこを見回してもセドナの絶景が拝めます。
もうこの辺りはボルテックスポイントのはずなのですが、いまいちパワーを感じきれないまあこたち。

でもやっぱり空気が澄んでいて、美味しいです。
多分これも大地のパワーのおかげなのでしょう。

そんなこんなで、まあことテカシが気を緩めていると、そのまま公式トレッキングコースの終点に着いてしまいました。ここまで歩いて約15分ほど。

ほんまにあのガチ登山服の人たちはなんやったんや…。と思った瞬間!公式トレッキングコースの先に進んでいく登山服集団を発見!どうやらもっと高い場所に行ける道があるようなのです。

好奇心を抑えられなくなったまあこたちも、私服にブーツという軽装ながら登山服の人たちに付いていくことにしました。

ちょっとキツめの山登りをしている感覚です。振り返るといつもそこに絶景。

多分もうここは公式の道ではないので、観光客もどんどん少なくなっていきます。
それでもまあこたちの他にもう1人、道なき道を進んでいるお兄さんがいたので、その人に付いて行けるところまで行ってきました!

iPhone11 Proで撮影
って入っててもおかしくない光景。実際iPhone11 Proで撮影しました。11 Proすごい。

ご覧くださいこの景色!真冬なのに汗だくになりながらも崖登りした甲斐がありました。

先へも進めそうでしたが、足場が悪くなってきたのでここでストップ。

進行方向もずっとこんなパノラマが広がり続けます。セドナすごい!あとiPhone11 Proもすごい!

ここまで唯一まあこたちと一緒に登ってきていたお兄さんが何か発見していました。
大自然が生み出すアートです。

むっちゃきれい〜。あと何回も言うけどiPhone11 Proすごい〜。
セドナに行く際は解像度の高いカメラかスマホをお忘れなく。

あとこのあたりに生えていた植物、なんとなーーーーくですが渦巻いているような気がしました。
ちょっと不思議なパワーを感じたような気がするかもしれません。

ここまで一緒に登ってきたお兄さんがここでボーッとしていくというので、私たちもこれ以上先には進まず、また険しい崖道を引き返すことにしました。グッバイボルテックス。

帰り道の方がブーツが滑るので怖くて、写真を撮る余裕が全くなかったので写真なし。大切なiPhone11 Proを落とさないように必死で守りながらなんとか公式トレイルコースまで戻れました。

このトレッキングは非公式コースも含めて往復約1時間ほどでした。

崖の道を行く際はくれぐれも気をつけて、できればガチ登山の格好で挑むと良いと思います。
途中トゲトゲだらけの草やら枯れ木にひっかかりまくる場所もあるので…。

散歩道を行くだけでも十分セドナの空気を楽しめるオススメトレッキングコースでした。

セドナを満喫しきったまあこたちはここからサンディエゴを目指します。

セドナの光景を目に焼き付けてグッバイ。

セドナからサンディエゴまでは約6時間ほどのロングドライブ。
砂漠をひたすら走って、フェニックス、カジノで有名なユマ経由でサンディエゴに到着。

到着したのが19時すぎだったので急いで腹ごしらえに向かいます。

サンディエゴ観光:Mitch’s Seafood オススメ度★★★★★★★

予約したホテルの近くにあってまだ営業している唯一の場所だったから、という理由だけで選んだこのレストラン、常軌を逸する美味しさでした。

あまりに適当に入ったのと、閉店時間間際だったのと、全ての料理があまりに美味しかったのとで、写真を撮るのをすっかり忘れてしまい、ほとんど写真が残っていないのが悔やまれます。

特にオススメはまあこの左に写るこのシチュー!!思い出すだけでよだれが出ます。

ただの「Seafood Stew」という名前だったのですが、おったまげ〜〜です!新鮮な魚介とその押し寄せる旨味を心ゆくまで味わえる贅沢なトマトシチュー。一つしか頼まなかったことを最初の一口で後悔しました。

ムール貝やイカ、殻付きエビがたっぷり入っているのですが、たまにじゃがいもやブロッコリーに出会うのもまた乙なんですよね。じゃがいもはメイクイーン系のしっとり食感で、煮崩れていないのが良い。シチューもこってりというよりは水分多めなのですが、それでもコクと旨味がズーンと聞いていてパンが進みまくります。

終始このシチューの取り合いのような状態で食事を終えました。

ちなみに写真手前は白身魚のムニエルで、まあこが食べようと待ち構えているのがタコのグリルです。どちらも美味でしたし、間違って3つ頼んでしまったビールも美味しかったと思うのですが、シチューの衝撃が大きすぎてほぼ記憶がありません。

サンディエゴのMust Eat殿堂入りシチューでした。
シチューにひとしきり感動したあとは、ホテルに戻り爆睡。
明日はサンディエゴ観光をしてロサンゼルスに戻ります。

5日目:グルメの街サンディエゴを満喫。無事にLA到着

長かった旅行もいよいよ最終日になりました。ホテルで軽く朝食を済ませて、サンディエゴ観光に向かいます。
朝食を終えたところですが、もうお腹が空いてきていたので口コミが良かったイタリアンレストランへ。

サンディエゴ観光:Bencotto オススメ度★★★★★

サンディエゴのリトルイタリーの中にあるシャレオツレストランBencotto(ベンコット)へ来ました。
休日のランチタイムに行くと、周囲に駐車場がなくなるので注意が必要です。

Bencottoは口コミによるとパスタが美味しいとのことだったので、まあこもテカシもパスタをオーダーしました。

手前がラグーソース、奥がイカスミが練りこまれたパスタ

手前がラグーソース、奥がイカスミ入りパスタのトマトクリームソース。

これまたどちらも絶品。どちらのパスタも自家製の生パスタ。もっちり食感が特徴です。麺の底からしっかり味がするパスタって初めて食べたかもしれません。

特に美味しかったのは私が食べているイカスミが練りこまれたパスタ。しっかり効いたニンニクと、パスタから染み出すイカスミの風味、そこにトマトクリームが優しく寄り添って…、もうたまりません!この組み合わせ考えた人天才です。

ここに白ワインがあれば最高だったのですが、まあこはここでIDを忘れるという痛恨のミスをやらかし、水で我慢。美味しいものを食べに行く時はIDを必ず持っていくと心に刻み込みました。

お会計はパスタ2皿とテカシのビール、チップも合わせて$60ほど。ランチにしては贅沢をしましたが、それだけの価値があるお味でした。また絶対に行きたい!

サンディエゴ観光:サンディエゴ街ぶら

せっかくのサンディエゴなのでBencottoのあるリトルイタリーから街ぶらを開始。ダウンタウン、ガスランプクオーターを経由し、海沿いを通ってリトルイタリーに戻る長めのお散歩です。1時間くらい歩きました。

メキシコの陶器を売るお土産屋にあったハンバーガーの貯金箱。
ちょっとだけ欲しかったけど我慢しました。
古き良きレンガ建築と現代のガラス張りビルが隣り合う
変なところから生えているヤシの木

街路樹にしっかりヤシの木が仲間入りしているのを見ると、南国にいる実感が湧いてワクワクしますよね。正直、私はロサンゼルスよりサンディエゴにカリフォルニアを感じました。

海が近くて食べ物も美味しいし、街並みもきれい。サンディエゴは今のところ、まあこのアメリカで一度は住んでみたい都市ナンバー1に踊り出ています。

よく歩いてくたびれたので、車に戻り帰路につきます。
ちょうどラッシュアワーで、車の進みが遅くなったので近くのビーチでこの旅行最後の夕陽を拝みます。

良い景色。

ビバリーヒルズではなく、サンディエゴ青春白書をしている若者たちを横目に私たちもビーチへ降り立ちます。

iPhone11 Proで撮影。
地球って本当にきれいですね。

夕陽にグッバイ。
この夕陽を見送って、いよいよ旅も終わりです。

一番星が見えました。サンディエゴさいなら〜

そんなこんなで21時すぎにロサンゼルスに到着。
長いようであっという間の4泊5日でした。

まとめ:全部ぜっっっっっったいにまた行きたい

かなり長編になってしまいましたが、それくらい行く場所行く場所全部楽しかったです。
再訪できるように2020も気合を入れて頑張っていきます!

ブログで億万長者になったらセドナに家を買います!!!

嘘です!!!セドナは地価が高すぎて大金持ちしか家を持てないらしいですね。
でもコロナが落ち着いたら時期を見てまたロードトリップに出たいです。
またレポートします。

それではばいちゃ〜

コメント

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