こんにちはまあこです!
国土もBig、人もBig、ハンバーガーもBig。全てのものがBigであるアメリカでは、アート市場もやはりBig!
そんなアートの国アメリカはロサンゼルスにある美術館「Getty Villa(ゲッティ・ヴィラ)」に行ってきたのでレポートしちゃいます。
この美術館、海沿いのロケーションと、地中海風の建物の豪華さ、そして完全予約制システムが相まって、数あるロサンゼルスの美術館の中でも異質な秘密の花園感があるのです。
そしてここは知る人ぞ知るインスタ映えスポットでもありました。ここは美術館としてだけではなく、どこを撮ってもフォトジェニックになる一度に二度美味しい美術館なんです!
個人的には床が可愛くて、普段「映え」をまっっっったく気にしない私でも写真をたくさん撮ってしまいましたので、見どころも一緒にお伝えしていきます。
それでは早速レッツゴー!
Getty Villa(ゲッティ・ヴィラ)について
サンタモニカからパシフィック・コースト・ハイウェイをドライブすること約10分。マリブビーチを感じる海岸沿いに現れるのが、知る人ぞ知るインスタ映えスポット、ゲッティヴィラです。
なんと入場料無料のこちらの美術館。石油で一財産を築いたアメリカの大富豪ポール・ゲッティが別荘として所有していた邸宅に、地中海周辺地域から集めた古代美術品のコレクションを展示しています。
完全予約制のため、運が良ければ人もまばら。展示品に合わせて地中海様式で建てられたお屋敷を心ゆくまで堪能できちゃいます。
予約はこちらの公式HPから→Getty Villa 公式HP
※2020年4月8日現在、コロナウイルスの影響による美術館休館に伴い、予約機能は停止しています。
見どころ1:展示品が専門的で豪華!ミイラもある
展示は季節交代制。アッシリア美術の期間と、メソポタミア美術の期間があります。
私が訪れた時期はアッシリア美術の展示期間だったので、館内は見渡す限りの大理石。大理石のフロアに大理石の柱、そこに大理石の彫刻や貴重な歴史資料が優雅にディスプレイされていました。
なんとミイラまでありました!
こんな数の彫刻を見る機会、なかなかないかもしれません。
状態の良いものが多く、アッシリア時代の人々がどんな生活をしていて、どんな人柄だったのか、彫刻の表情や絵柄から読み取れるのがおもしろい。
展示にはカリフォルニアらしくITもしっかり使われており、中にはアッシリア時代の宮廷をCGで再現し、当時の人の目線でお城の中を探検できる先進的なものもありました。
見どころ2:床!とにかく床がかわいい!
そして美術品や貴重な展示もそこそこに、気になるのがインスタ映えスポットとしてのゲッティヴィラ。
まずなにより、ゲッティヴィラ、床がかわいい!どこの床にも洗練されたテキスタイルの大理石が配置されていて、それを撮るだけでこんなにオシャレなんです。
大理石のあしらいが芸術的です。これを美術品に認定したいくらい素敵。
美術品と一緒でも負けないほどの存在感がある床。ここは壁もオシャレです。
大理石(=金持ち)でオシャレというと、なんとなく『Gossip Girl』のブレアちゃんを思い出してしまうのは私だけでしょうか。ゲッティ・ヴィラの床を愛でている間、高飛車で可愛い女の子に振り回されながらも彼女が可愛くて仕方ないボーイフレンドの気持ちでした。
館内の床、ほとんど全てと言っていいほどこんな調子でリッチ可愛かったので、アート鑑賞がてらお気に入りの床を探してみてくださいね。
見どころ3:庭がまるで地中海。写真が下手でもプロ級に撮れます
お世辞にも写真が上手とは言えないまあこ。でも見てください。
プロ級はちょっと言いすぎたかもしれませんが、本当にここはどこで写真を撮っても美しく撮れるんですよ。
もちろん、その場の雰囲気を楽しむだけでも最高です。
透き通る青い空、それを水面に映す噴水、そしてパルテノン神殿を彷彿とさせる回廊。ここはロサンゼルスのはずなのに、あれ?もう気分は地中海!
さらに展示を見ながら建物を進んでいくと、また中庭に出ます。そこにもインスタスポットがありました。
ラピスラズリブルーと大理石が目に鮮やかな噴水。脇を固める彫刻の個性的な表情にはクスッとしてしまいます。ここはインスタスポットとして有名なようで、写真を撮るインスタグラマーをたくさん見かけました。
そして建物に戻り展示を全て見終わると、ゲッティヴィラが誇る巨大庭園にたどり着きます。
よく手入れの行き届いた植木に、水色のプール。屋根付きの回廊。やっぱりここはギリシャ?と夢見心地になってしまいます。
この庭の先は、どこまでも広がる太平洋。かすかに海が香って、地中海感をさらに底上げしています。ここだけ時間の流れが違う、不思議な庭。
ここの空気を堪能したら、ゆっくりと広い庭を散策してみてください。
オシャレポイントでくつろいで写真を撮ってもよし、
不思議な刈り込みの中を探検してもよし、
タイルが可愛い廊下を歩いて海を見に行ってもよし。色々な楽しみ方ができる庭なんです。
庭の端まで辿りつくと、屋敷を取り囲む木々の向こうに海が見えてきます。
どの時間帯も絵になりますが、やっぱり夕陽が沈む直前の時間帯がオススメです。
巨大庭園の隣には、ハーブ園も併設されています。ゲッティヴィラを建てる際に参考にされた地中海の邸宅にはハーブ園があって、そこで採れたハーブを使って料理するのが普通だったんですって。
ここにはハーブ以外にもさまざまな種類の植物が育てられていて、季節によってはたわわに実るブドウが見られるそうです。
ここで育てられたハーブは入り口近くのお土産屋さんでも販売されています(少し割高なのがたまにキズですが)。興味がある方はぜひお土産屋さんものぞいて帰ってくださいね!
まとめ:良いカメラorスマホを持っていくべき美術館
美術館とインスタスポットの二つの顔を持つゲッティ・ヴィラをご紹介しました!
短くまとめると、
- 展示品がアッシリアor メソポタミア美術で豪華!
- 床がとにかくリッチで可愛い。
- 庭がインスタ映えスポット。庭から見える海は夕暮れに撮るのがオススメ。
でした!
マリブビーチへの道すがら、地中海の風を感じながらオシャレな写真をたくさん撮ってみてはいかがでしょうか。
今日はこの辺で切り上げます。
ばいちゃ〜!
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