アメリカへ来てから日々思うことがあります。
「外食費バカ高いくせに、そんなに美味しくない。」
ちょっとおしゃれなカフェにランチに出かけて、見た目だけはそこそこ良いサンドイッチと諸々を頼んだだけで1人$30!!お味の方は、美味しいものもあれば、美味しくないものもある微妙なライン。日本が恋しくなる瞬間第1位です。
日本の物価は安すぎて、もはや先進国と呼べないレベルとの意見もありますが、それでもやっぱり安くて美味いは正義です。というわけで、最近はどんどん外食のモチベーションがだだ下がり。結局家で食べるのが一番安いし、美味しいし、楽しい!
日本にいる時より断然自炊をするようになって良いことづくし!かと思いきや、早速巨大な壁にぶち当たりました。壁その1、ズバリ料理のネタ切れ!
何個かあったお気に入りのレシピを3日に1回のペースで作っていましたが、やっぱり毎日となると飽きてしまいました。さらにたかしの弁当を作らなければいけないということも相まって、すぐにレパートリーが尽きてしまいました。
いざレシピ検索をしてレパートリーを増やそうと意気込んだところで、新たな壁にぶち当たります。壁その2、アメリカの調味料わけわからん!(特にコンソメ関係!)
というわけで、今回は巨人の気分で壁をぶっ壊し、健やかな自炊ライフを続けるべくアメリカの「Broth」事情について書いていこうと思います。
アメリカの「Broth」事情
日本のレシピでおなじみの「コンソメ顆粒」。残念ながらアメリカには味の素コンソメ顆粒はありません。辛うじて日系スーパー等で味の素コンソメを探し当てても、日本で買う値段の倍以上します。
こんな時に使うのが「Broth」(ブロス)と呼ばれるスープベース。
こんな風に紙パックで売っていたり、トマト缶の容器みたいなものに入れられていたり形状は様々です。FBでよく見かけた、上から撮るレシピ動画の先駆者「Tasty」のレシピにも頻繁に登場します。
日本でいうところの「白だし」や「めんつゆ」等の液体だしの欧米バージョンと考えてもらえばわかりやすいかと思います。日本のコンソメ顆粒や和風だし顆粒は、水に溶かして、ちょうど良い塩加減にしてから使うものでした。しかしこちらのBrothはすでにスープ上になっており、塩分もちょうどいい濃さ。注いで温めてそのまま食べられる、くらいの味つけがしてあるのが特徴です。
Broth初心者はVegetable Brothがおすすめ!
最初は使用するタイミングが分からず戸惑いましたが、
・水代わりに使える
・優しい味付けなのにコクが出る気がする
ということで、私はVegetable Brothを愛用しています。今ではお気に入りの献立「レンズ豆の白ワイン煮込み」になくてはならない重要な役割を担っているため、常に冷蔵庫にストックしています。
Vegetable Brothは具なし野菜スープなので何にでも使用できます。
特にVegetable Broth を使ったおすすめ料理は
・ポトフ
・ボルシチ
・レンズ豆の白ワイン煮込み
等、野菜メインの煮込み料理に使うと良い助太刀となってくれるでしょう。
(それぞれのレシピはまた後日紹介します。)
おすすめのBrothブランド
私が気に入ってよく買っているのは、Targetブランドの「Vegetable Broth」。
なんてったって家の目の前がターゲットですから!
907g入りで$1.29はなかなか良心価格のため、ついリピートしてしまいます。
Targetの前はRalphsで適当に買ったVegetable Brothを使用していました。
確かこれだったと思うのですが、946gで$3.97。強気です。
味もあまり変わらなかったので、今の所Targetで大満足しております。
慣れてきたらBeef BrothやChicken Brothにもチャレンジ
Vegetable BrothでBrothの使い方のコツを掴んだらあとはもう簡単です。
肉系のコンソメスープであるBeef BrothやChicken Brothにも挑戦してみましょう。
Chicken Brothは「鶏ガラスープ」と思ってもらえれば使いやすいと思います。
おすすめレシピは
・セロリのスープ
・鶏もも肉とブロッコリーのクリームペンネ
がおすすめ!
鶏系のBrothなのでやはり鶏との相性が抜群です。
お鍋なんかにも使えるかもしれませんね。
また後日レシピをアップします。
Beef Brothは牛の旨味が凝縮したスープ。
アメリカ料理にはまだ使用したことがありませんが、その旨味を生かし
・牛丼
・牛うどん
などの和食メニューにも応用できます。
これらのBrothを活用して自炊の幅を広げてみてくださいね〜!
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