【LAトレイル】マリブビーチ近く!Santa Ynez Canyon Trailに行ってきた

LA観光

先日アップしたMojave Desertトレイルに引き続き、今日もトレイルレポート!

All Trailsというアメリカ中のトレイルを検索できるサービスの存在を知ったので、今回はそこでヒットした、マリブビーチの近くにあるSanta Ynez Canyon Trailに行ってきました!

Santa Ynez Canyon Trail 概要

住所Santa Ynez Canyon Trail, Pacific Palisades, CA 90272            
LAからの距離約 39 km、車で40分
駐車場ストリート(無料)
トイレ
トレイルの長さ6.1 km(3.8mile)
日程2020年6月24日
開始 15:40
帰還 19:00
※滝の方にも行ったため少し遅くなりました。
  特筆事項  【良い点】
・前半は日陰が多い
・洞窟探検できる
・様々な種類の植物が楽しめる
・トレイルランニングもOK
・森、山、山頂、川、滝とダイナミックに景色が変わる

【注意点】
・Poison Oak
・マダニ
・犬同伴NG
・自転車NG
・焚き火NG
・後半は直射日光が強い
・滝の直前の石が滑りやすい
満足度★★★☆☆(本当は3.5くらい!)

以前紹介したマリブビーチ近くの床が美しい美術館Getty Villa近くにSanta Ynez Canyon Trailの入り口があります。

Getty Villaの記事はこちらから↓

トレイルの様子

駐車場&入り口

駐車場はなかったので、入り口近くのストリートに止めました。高級住宅地の近くなので、治安も良い地域でストリートでも安心です。

All Trailsによると、Santa Ynez Canyon Trailには何箇所か入り口があります。今回は住宅地から入るコースを選びました。

▲入り口は住宅地と隣接していてちょっと分かりにくいかもしれません。

「Camino De Yatasto」の標識が目印です。

▲入り口にはトレイルの公式看板があります。

犬の同伴、自転車、焚き火は禁止。

ポイズン・オーク、マダニに注意!

▲トレイルを進んですぐのところに、見たことのない看板が立っていました。

Poison Oakは、和訳すると「アメリカツタウルシ」

和名でウルシと名のつく通り、Poison Oakは漆科の植物。触るとrash(発疹)やblisters(水膨れ)ができるんだそうです。怖すぎる。

▲写真に写っているまさにこの葉がPoison Oakです。

形で判断できるようになるまで時間がかかりそうなので、とにかく長袖長ズボン着用で、怪しそうな植物には触らないことにしました。

Poison Oakの下にはTick(ダニ)についての注意書きも。

Poison Oakの葉をどけないことには詳しいことは分かりませんが、命が惜しいのでそんなことはしません。とにかくダニにも注意しろよ、ということなんでしょう。

ダニに噛まれたと思った後に、調子が悪くなったりかぶれたりしたら、すぐに医者へ行く様にとのことでした。

コース1:日陰が多くて歩きやすいTrippet Ranch

注意事項を頭に叩き込んで、ハイキング開始!

実はこのSanta Ynez Canyon Trail、中でコースが分岐しています。

Google Map上でもはっきりとコースが分かれています。

▲Waterfall(滝)コース or Trippetコースを選びます。RPG感が強い。

とりあえず、最初は王道のTrippet Ranchコースを進むことにしました。

どんな山深いトレイルにも落書きがあります。
さすが、としか言いようがない。

▲森を抜けるTrippet Ranchコースの中は全体的に日陰が多く、とても歩きやすかったです。

洞窟その1
洞窟その2

途中で二箇所も洞窟を発見!!ますますRPG!ファンタジー好きにはたまりません。

岩をよじ登るのは少々ファイトがいりましたが、ちゃんと中にも入れました。

なんなら一夜くらいなら越せそう。快適空間でした。

洞窟をあとにして、どんどん進みます。

▲歩き始めて30分弱。勾配が急になり、日陰が少なくなってきました。

Eagle Rockは実際に見た方が迫力があります。

▲日陰が少なくなった代わりに、景色が開けて雄大な山々の絶景を拝めます。写真はTopanga State Park名物のEagle Rock

Eagle Rockが見えたらもうこのコースのゴールは近いです。

どんどんEagle Rockに近づいて、

ついにタッチ!でもまだ終点ではないのです。

Eagle Rockの裏手には、鬱蒼とした森の小径が続いています。イギリスの庭みたいで素敵ですよね。

でもお花が多くなるにしたがって、ハチも多くなります。特に真っ黒の服装で行くのは避けた方が無難かもしれません

かくいう私は全身真っ黒だったので結構ミツバチにつきまとわれました(トホホ)。

▲Eagle Rockにタッチしてから約5分。

さっきまで結構な勾配だった道が、また平坦に戻ってきました。

▲Eagle Rockの裏道を進み始めて20分弱。ついにTrippet Ranchコースの終点にたどり着きました!

スタート地点から約1時間しっかり歩きました。

▲看板とゴミ箱の反対側は公道になっていて、車や自転車が行き来しています。

ご覧の通り、Santa Ynez Canyon Trailはゴールと入り口が一緒になっているループタイプではなく、行って帰るタイプのコース。

なのでここから来た道を引き返して車を停めてあるスタート地点に戻ります。

Eagle Rockに頑張って登りました。
ビビりまくりながら写真撮影。

▲記念にEagle Rockに登って、来た道をまた引き返します。

いつも思うんですが、行きはとんでもなく長く感じるのに、帰りは早いですよね。どんなルートで、どんな障害があるかもう予測できるからなんでしょうね。

▲行きには気がつかなかったこんな落書き?落彫り?を発見!なんやかんや寄り道しつつですが、最初の分岐点まで約40分ほどで引き返しました。

コース2:せっかくなので滝も見に行っちゃおう

時刻は18時。

分岐点まで引き返してきて何やらテンションが上がってしまった私たちは、もう一方のWaterfallコースも攻めてみることにしました。

▲乾いた道が多かったTrippet Ranchコースから一転、こちらは森の中を流れる川に沿って歩いて行くコースでした。

▲最後には水が流れる川の中の石を伝って滝に向かいます。

川の中の石は苔や水で滑るので、グリップ力の強い靴を履いていくことをオススメします。

▲結構ハードな川登りをして、ようやく滝に到着。ここまで分岐点から30分くらい。

想像していたよりもこじんまりしたおしとやかな滝でした。水が澄んでいて綺麗です。

こっちのコースはやはり水辺というだけあり、人にたくさん会いました。みんながみんな石で滑っていたのが印象的。笑

この記事を見て行かれる方はくれぐれも気をつけてください。

終わりに

という感じで歩行時間合計3時間に渡るSanta Ynez Canyon Trailを楽しみ尽くしてきました。

最後に持って行った方がいいものをまとめたので参考にしてください。

Santa Ynez Canyon Trailの持ち物リスト
  • 長袖+長ズボン or オバ手袋+レギンス(黒は避ける)
  • 滑りにくい靴
  • 大量の水
  • 帽子
  • 虫除けスプレー(必要な方のみ)
  • 日焼け止め(必要な方のみ)

個人的にはしっかり歩けて、いろんな景色が楽しめるTrippet Ranchが好きでした。

好きが高じて、勝手にトレイルの情報を詰め込んだカードも作っちゃいました。その名も「トレイルカード」

これからこのカードを量産して、トレイルに訪れる人に無料配布できるようになればいいなと夢見ています。

何はともあれ、これからトレイルでハイキングをする機会が格段に増えると思いますので、そのたびにトレイルカードとともにレポートしようと思います。

それではまた次の記事で!ごきげんよう〜

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