【洋楽で英語勉強 Vol.4】Delegation 「Oh Honey」の和訳&解説!

英語勉強法

こんにちはまあこです!

・英語の発音が上手になりたい
・英単語を楽しく覚えたい
・カラオケでカッコよく渋い洋楽を歌いたい

こんな内なる願いをお持ちのみなさん、今日もまあこと一緒に洋楽を熱唱して英語上達しちゃいましょう!

私は音楽好きの両親の影響で幼少期から80年代の洋楽を熱唱し続けてきました。そのおかげで、英語の発音だけむちゃくちゃうまくなった洋楽ラバーです。

私の経験から言うと、英語の発音と語彙力は、洋楽で必ず伸びます。

でもただ洋楽を歌って終わり、ではなく

歌詞の意味まで知って単語や発音を自分の中に落とし込むこと

のびのびと歌える曲に数多く触れること

この2点がとても大切。

というわけで、今回はのびのびと、そしてロマンチックに歌える洋楽ヒットチャート、Delegation「Oh Honey」をセレクトしました。

早速その歌詞と解説をチェケラしていきましょう。

前回の記事はこちらから!

Delegationと「Oh Honey」について

Delagationとは?

Delegationは1975年〜1983年にかけて活動したイギリスのバンドです。ファンク、ソウル、R&B、ディスコなど多岐に渡るジャンルの曲を生み出してしてきました。

主要メンバーはRicky Bailey(リック・ベイリー)、 Len Coley (レン・コリー)、 Roddy Harris(ロディ・ハリス)の3人ですが、活動が長くなるにつれてバンドメンバーの数も増やし、一番多い時には合計で10人ものメンバーを擁していました。

「Delegation」の名前を直訳すると「委任、使節団」。溢れ出るメロディーを世に届けるために遣わされた使節団みたいなイメージなのかな、と自己流に解釈しております。

代表曲は「Where Is The Love (We Used To Know)」や「You and I」。個人的には「Darling’ (I Think About You)」推し。

上記の曲以外にも彼らはもっとたくさん曲を出していて、どの曲もハズレが少ない粒ぞろい。基本的に優等生バンドなんですね。でもそれが仇となってなかなか大ヒットを出せずにいたところ彼らに転機が訪れます。

1977年にリリースした「Oh Honey」が大当たりしたのです。

「Oh Honey」について

「Oh Honey」はDelegationの1977年のアルバム「Promise of Love」に収録されてDelegationの珠玉の名作です。

Delegationは活動を開始してすぐにプロデューサー兼作詞家のKen Gold(ケン・ゴールド)を迎え入れます。ちなみに彼ははのちに超有名バンドThe Real Thingのプロデューサーとなるヒットメーカーです。

Ken Goldと、同じくプロデューサー兼作詞家Michael Denneが共同で作詞&プロデュースしたのが「Oh Honey」。

ゆったりとしたテンポと耳に心地いいイントロ、都会的でメロウな曲調が人気を博し、世界的ヒットになりました。

ゆったりしているが故に、現在でもDJイベントで「蛍の光」級の扱いでコームダウンソングとして使われていたり、おしゃれなカフェでボサノバ調にアレンジされたこの曲が流れていたりします。それくらいのリラックス効果。

私は夕方にドライブしながら聴くのが好きです。そしてね、歌詞がね、いいんですよ。

付き合いたての、そしてゆくゆくはソウルメイトになるであろう男女のスイートメモリーが綴ってあります。これを聴けばパートナーとの馴れ初めや、付き合いたてのアツアツホヤホヤのちょっと胸がきゅんとする感覚に戻れること間違いなし!

「Oh Honey」がサンプリングされた曲

世界的ヒットなった曲なので、サンプリングにも多く使われています。ちらっとあげただけでもこれくらい

Three Times Dope 「Funky Dividends」

Trellini 「I Wanna Be Yours」

Cali Life Style「Lost」

ペンペンペンペン♪ペンペンペンペン♪

このイントロが特徴的でキャッチーなので使いやすいんでしょうね。私はこのイントロを聴くたびにマタタビを目の前にした猫のごとくメロメロになってしまいます。

そして私はこんなにこの曲が好きなのに、「Oh Honey」はサンプリング曲の方しか知らないよ、むしろ原曲があったなんて知らなかったよ、という方のなんと多いこと…。

ぜひ元ネタを歌詞まで含めて知っていただきたい!
歌詞もめちゃくちゃ良いですから!

熱唱英語上達ステップ1:歌詞 & 日本語訳を知ろう

というわけで歌詞の意味をみていきましょう。

When I get lost, feel I’ve been crossed
She will be my salvation
When I feel low, I’ve nowhere to go
She’ll be my inspiration

道に迷って、進むべき道が分からなくなった時
彼女が僕の救い
気分が乗らなくて、どこにも行けない時
彼女が僕のミューズ

Yeah, when my poor heart is breakin’ apart
She’ll put it back together
She ain’t the kind to show off her mind
But talkin’ of love she’s clever, yeah

そうさ、僕の哀れな心が張り裂けそうになったら
彼女がまた治してくれる
彼女は自分の気持ちを見せびらかすタイプじゃないけど
愛のこととなると、彼女はやっぱり賢い

Oh, honey (Oh, honey)
Oh, honey (Oh, honey)

ああ、なんて愛しいんだろう
ああ、愛しい君

She rarely spends time with her friends
Tells me she’s blue without me
When things go wrong her faith is strong
I know she’ll never doubt me

彼女はめったに友達と出歩かない
僕と一緒じゃなきゃブルーになるんだって
僕たちがうまくいってなくても、彼女の信頼は固い
彼女は絶対に僕を疑わない

Yeah, when she arrives and stands by my side
Makes me so proud to know her
High-steppin’ dames with high-soundin’ names
There ain’t nothin’ they could show her, yeah

そう、彼女が僕の家に来て、そばに立つと
僕は彼女と出会えたことを誇りに思う
かわいい君に心が踊る、名前の響きも素敵なんだ
これ以上ないくらい全部彼女にぴったりだ

Oh, honey (My honey)
Oh, honey (Honey, honey)

ああ、愛しい君
ああ、なんて愛しいんだろう

Now I just wanna thank you, baby
For givin’ me a brand new start
I was goin’ down, you saved me
When you let me in your lovin’ heart, yeah

君に感謝したいんだ
僕に新しいスタートをくれたこと
落ちぶれそうだったけど、君が救ってくれた
愛しい君が僕を受け入れてくれたんだ

Oh, honey (Talkin’ ‘bout you, honey)
Oh, honey (Honey)

ああ、愛しい君(君のことだよ)
ああ、なんて愛しいんだろう(ねえ)

Oh, honey (Beautiful honey)
Oh, honey (You make me feel so proud, so proud, baby)

ああ、愛しい君(きれいな君)
ああ、なんて愛しいんだろう(僕は誇らしいよ、すごく)

Oh, honey (I’m proud of my baby, yeah)
Oh, honey

ああ、愛しい君(君のことが自慢なんだ)
ああ、なんて愛しいんだろう

なんとソウルフルそして、ラブフル、愛情たっっっっぷりなんでしょう!
彼がHoneyのこと大好きすぎて主人公であるはずのHoneyよりむしろ彼がかわいい。

Honeyも大人びて素敵な彼女なんでしょうね。

でも70年代の曲で、歌詞に出てくる2人とももうおじいちゃんおばあちゃんになっている年齢でしょうが、この曲の中ではまだちょっと若い感じがしますよね。それにつられて私の青い気持ちも蘇ってきちゃう〜〜〜!!!

She rarely spends time with her friends
Tells me she’s blue without me

ここの部分なんかは同じ女としては、彼氏とべったりもええけどたまには女友達と遊んどいた方がええで、なんて老婆心が芽生えて心配になるところですが、一匹狼タイプの彼女かもしれないし。それはそれでたくましく、そのまま強く凛々しく生きて欲しいものです。(なんだったんだ)

そしてこのまま一緒になって死ぬまでラブラブでいて欲しいな、と彼らの幸せを全力で応援してあげたくなりますよね。え、私だけですか?本当になんなんでしょうか、この曲のパワーは。

こんなどうしようもない妄想をも掻き立てるインスピレーションに溢れた名曲です。みなさんはこの曲からどんなカップルを想像しましたか?

熱唱英語上達ステップ2:単語を覚えよう!

歌をもっと好きになったところで、単語も覚えておきましょう。

Word

to cross    (他動詞)1. 交差する 2. 行き違う、逆らう

feel I’ve been crossedの部分をどう訳すか迷ったのですが、2番の意味を採用し、流れに逆らっているような気持ち→進むべき道が分からなくなった、と訳しました。

Word

salvation    1. (不可算名詞)救い、救済  2. (可算名詞)救済物

キリスト教の一派Salvation Army(救世軍)のsalvationですね。

Word

dame    (可算名詞)1. 年配女性 2. 女神 3. 女性(スラング)

今回もシンプルな単語が多かったですね。熱唱しやすいこと間違いなしです。

熱唱英語上達ステップ3:歌おうぜ!

あとはイントロに夢見心地になりながら、彼と一緒にHoneyへの気持ちを歌い上げましょう。夕方、車に乗りながらがオススメです。

歌えないところがあったら、彼のHoneyへの気持ちくらい愛情たっぷりで何回も練習しましょう。大丈夫、Honeyはきっと応えてくれます。

そして悲しいことにこの曲、日本のカラオケでお目にかかったことがありません。ある程度歌えるようになってもお披露目する場所がない場合は、恋人やパートナーがいたら歌ってあげるのもいいかも。恥ずかしいけど、ラブラブカップルなら喜んでくれるでしょう。

終わり

いかがでしたでしょうか。

それでは次回からも私が愛してやまない洋楽を勝手にお届けしてまいりますね!

ばいちゃ〜!

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